額面通り?貰いすぎ? ドジャース、高額年俸ランキング第6位 元エース格は“出場停止”に
今オフにFAとなっていた大谷翔平選手が、10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約でロサンゼルス・ドジャースに入団。メジャー屈指の名門球団であるドジャースは、豊富な資金力も備えており、大谷の獲得以外にも数多くの大型補強を敢行している。 ここでは、ドジャースの2023年高額年俸ランキングを紹介する。大谷の同年年俸3000万ドル(約43億5000万円)を上回る選手は、新天地にいるのだろうか。(※年俸は米データサイト『Spotrac』を参照。1ドル145円で統一した。)
第6位:フリオ・ウリアス
・ポジション:投手 ・投打:左投左打 ・身長/体重:183㎝/102㎏ ・生年月日:1996年8月12日 ・2023年年俸:1425万ドル(約20億6600万円) 2年連続で投手タイトルを獲得するなど、メジャー屈指の左腕とも評されるフリオ・ウリアス。しかし、今季はシーズン途中にDV規定違反により出場停止処分を受けた。 2016年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビュー。同年のポストシーズンではロースター入りを果たし、リリーフ登板で無失点に抑えて勝利投手となるなど、能力の一端を示した。 その後はDV容疑で出場停止処分を受けて登板機会を減らしていたが、2021年には先発ローテーションに定着し、一気にブレイク。同年は32試合(185回2/3)を投げ、20勝3敗、防御率2.96の好成績で最多勝に輝いた。 さらに、翌2022年には31試合の登板で17勝7敗、防御率2.16をマークし、最優秀防御率を戴冠。2023年3月に行われた第5回WBCでは、メキシコ代表の主将兼エース格としてベスト4進出に大きく貢献した。 レギュラーシーズンでも11勝を挙げていたものの、9月にDV容疑によって2度目の出場停止処分に。そのままシーズンを終えることとなった。現在はFAとなっており、来季の去就が不透明な状況だ。
ベースボールチャンネル編集部