フジテレビ『みんなのKEIBA』のMCを担当している竹俣紅アナ

竹俣 紅連載：『紅色の左馬』第21回 スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、竹俣紅アナウンサーの連載『紅色の左馬』。ニュース番組も担当する竹俣アナ。今回は、この秋の選挙戦での"気づき"をはじめ、今年も豪華メンバーが集ったＧＩジャパンカップについて綴る――。 【競馬】フジテレビ『みんなのKEIBA』MC竹俣紅アナ「写真館」 　この３カ月ほど、大きな"レース"が続き、立て込んでおりました。自民党総裁選、衆院選、そしてアメリカの大統領選......選挙だらけでした。 　選挙の話題を扱っていると、競馬用語がよく出てくるんですよね。「出馬」をはじめ、「勝ち馬」「一騎打ち」「対抗馬」「下馬評」など......。私たちが情勢をお伝えするときも、〇〇さんが「先行」、〇〇さんは「３番手」と言って通じますからね。 　競馬以外の仕事で馬関連のものや言葉に遭遇すると、ついテンションが上がります！ 　そうそう、今年の４月から担当している『プライムニュース』（BSフジ／毎週月～金曜日、夜８時～）にいらっしゃるゲストの方に、「競馬が趣味なんです」と言っていただく機会が結構あります。 　政治家や学者の方など、ゲストは年上の方がほとんど......といいますか、全員はるかに年上の方ですね。そうなると当然、ご挨拶するときも緊張感がありますが、競馬という共通の話題があると、一気に緊張がほぐれます。 　コミュニケーションの助けにもなる競馬。あらためて、競馬を楽しむ方は本当にたくさんいらっしゃるのだなぁと感じます。

さあ、秋のＧＩシーズン真っ只中。 　予想をするにあたって、過去のレース映像を観るのはいつもどおりですが、昨年秋のレースを振り返ると......やはり、"スーパーホース"イクイノックスの走りを何回も再生してしまいます。 　昨年のジャパンカップがラストランとなったイクイノックス。時間が経つにつれて、寂しさがさらに増してくるものですね。 　昨春から競馬を始めて、たくさんのスターホースたちの走りをリアルタイムで見られたことに感謝です。 　イクイノックスがターフを去ったとはいえ、今年のジャパンカップも豪華メンバーが集結。なかでも私は、スターズオンアースがターフに戻ってきてくれることがとてもうれしいです！ 　昨年の有馬記念で大外枠から２着に入ったこの馬。今回は８カ月ぶりのレースということで、いきなり勝利するのは難しいかもしれませんが、久しぶりにその走りを見られるのが楽しみです。