キャデラック初のラグジュアリーEV「リリック」に右ハンドル仕様が設定。日本導入は2025年の予定
ゼネラルモーターズ(GM)はこのほど、新世代ラグジュアリーEV「リリック」の右ハンドル仕様をオーストラリアで発表した。これにより同社はリリックのグローバル展開を加速させる。なお、このたびの発表伴い、GMジャパンはリリックを2025年に日本に導入する予定であることを明らかにした。 【関連写真】美しくまとめられたインテリア
柔軟性の高い「アルティウム」プラットフォームにより右ハンドル仕様を効率的に実現。オーストラリアを始めとする右ハンドル車の市場にも積極的に展開へ
昨年発売され、数々の賞を受賞したリリックは、キャデラック初のEVで、GMの「アルティウム」プラットフォームをベースとしている。グローバル・キャデラックのバイスプレジデントであるジョン・ロス氏はこのように紹介する。 「リリックは、キャデラックの未来に向けたスタンダードを定義するモデルです。芸術的に統合されたテクノロジー、プレミアムなクラフトマンシップ、そして気鋭のパフォーマンスを実現するための献身的な努力によって、キャデラックをアイコニックなブランドとしてさらに進化させています」 ボディサイズは全長5005mm×全幅2207mm(ドアミラー含む)×全高1623mmで、ホイールベースは3094mm。合計373kW(507ps)/610Nmを発する2モーターと102kWhのバッテリーを搭載する四輪駆動モデルだ。 ロス氏によれば、GMが柔軟性の高いモジュール式の「アルティウム」バッテリー・プラットフォームに投資したことで、右ハンドル車の開発をより効率的に進め、新たな市場を開拓し、さらなる規模拡大を実現することができたという。ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで開始された全車電動化に向けた事業により、中東から韓国、メキシコ、カナダ、中国の市場を含むキャデラックのグローバルなプレゼンスがさらに高まっている。「キャデラックの大胆なイノベーションスピリットは、世界中で次世代のアメリカンラグジュアリーを定義付けています」とロス氏は語っている。
MotorFan編集部
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