『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』高石あかり×伊澤彩織、人気アクションシリーズ待望の最新作
Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1206回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 【写真13枚】『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』高石あかり×伊澤彩織、人気アクションシリーズ待望の最新作 ほか 今回は、9月27日に公開された『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』と、映画『Cloud クラウド』をご紹介します。
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』 ちさと×まひろ、史上最強の殺し屋と対決!
まだまだ社会に馴染みたくない女子2人のモラトリアムな日常と、観客の度肝を抜くガチすぎるアクションを見事に融合させた、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ。 超低予算作品ながら、日本映画界に“殺し屋”というジャンルを確立。さらにガールズアクションに革新をもたらした人気シリーズの3作目にして最新作が、ついにベールを脱ぎました。 宮崎を舞台に、殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ・杉本ちさとと深川まひろが大暴れします。
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』のあらすじ
任務遂行のために宮崎の地に降り立った、杉本ちさと深川まひろ。到着早々ミッションをこなし、バカンス気分を満喫していた2人だったが、ちさとはふと気づいた。今日は、まひろの誕生日。しかし、次の殺しの予定が入っているため、プレゼントを準備する時間がない! 心の焦りをひた隠しながら、まひろと共にターゲットがいる宮崎県庁へと向かうちさと。しかし、指定された場所にいたのは、銃を持つ謎の男だった。彼の正体は、一匹狼の殺し屋・冬村かえで。 “150人殺し”の達成を目指す冬村を相手に、ちさととまひろは絶体絶命のピンチを迎える……。
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』のみどころ
脱力系殺し屋女子コンビ、杉本ちさとと深川まひろを演じたのは、もちろん高石あかりと伊澤彩織。数々の映画賞を受賞し、いまや大注目の若手俳優となった高石あかり。そして、役者としての可能性を追求するだけでなく、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』への参加など、本業のスタントパフォーマーとしても世界照準で活動する伊澤彩織。 2011年の『ベイビーわるきゅーれ』第1作公開以降、大躍進を続ける2人が、ちさと、そしてまひろとして、今作ではどのような“顔”を見せてくれるのか注目です。 そして彼女たちの宿敵となる冬村かえで役は、池松壮亮。ストイックな孤高の男を、持ち前の研ぎ澄まされた演技力で体現しています。 共演には、今作がシリーズ初参戦となる前田敦子をはじめ、前作からの続投となる水石亜飛夢、中井友望、飛永翼(ラバーガール)など、個性的な顔ぶれが勢揃い。 独自のアクション映画道を追求し続ける阪元裕吾監督のもと、個々の才能がぶつかり合うアクション・エンタテインメント作が完成しました。