【精神科医が指南】「いつも幸せそうな人といつも不満を抱える人」考え方の決定的な違い
誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる! ※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。 ● 結果がすべて? 人生において、結果はあまり重要ではないというお話をしたいと思います。 勉強や仕事などにおいて、結果がすべてだと言われることがあります。 一生懸命頑張っても、不合格なら意味がない、成果がでなければ無駄、というわけです。 ● 結果より大切なこと 志望校に合格するかしないか、仕事で成果が出るかでないか……たしかに結果が出た時点では、大切な意味を持つかもしれません。 しかし、人生全体を広く見渡してみれば、そのときの結果がどうであれ、その過程をできるだけ楽しむようにすることのほうが大きな意味を持つんです。 人生とは、ある出来事が終わっても、次々と続いていくものだからです。 ● 大切なのは「時間」 結果はその直後の展開に影響を与えますが、人生全体から見れば、どちらが良いか悪いかなんて、わからないものです。 大切なのは、結果に対して過度に一喜一憂せず、つねに流れ続ける人生のなかで、自分の時間をどう充実させていくかということです。 ● どんな状況も「楽しむ」 必ずしも自分が望んだ結果になることばかりではないかもしれませんが、その過程とその先の流れをできるだけ楽しむようにすることで、人生は豊かなものになります。 結果がどうであれ、その過程を楽しみ、次の展開に注目しつつ、流れ行く人生の、その時その時を前向きに楽しんでいくことが何より大切なのです。 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
精神科医 Tomy