沖縄地区の不正薬物検挙が急増 要因は米軍関係者の国際郵便
沖縄テレビ
沖縄地区税関が今年上半期に摘発した不正薬物事案の件数は76件で、このうちアメリカ軍関係者による国際郵便を使った密輸が去年の同じ時期のおよそ5倍と急増していたことが分かりました。 沖縄地区税関によりますと今年1月から6月の不正薬物の摘発件数76件は統計を取り始めた2003年以降、年間を通して最多だった件数を上半期だけで上回りました。 このうちアメリカ軍関係者が利用する非公用軍事郵便による密輸は49件で去年の同じ時期のおよそ5倍となっています。 49件のうち44件が合成麻薬で沖縄地区税関はアメリカ軍関係者の中で「違法性の認識が薄いケースも多い」とみています。 沖縄地区税関はアメリカ軍に綱紀粛正を申し入れ現在は減少傾向にあるということです。
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