前人未踏の五輪3連覇へ「東京がタイミング的に一番いい」キプチョゲ 東京マラソンを選択
リオデジャネイロ、東京と男子マラソンで五輪2連覇中のエリウド・キプチョゲ選手が世界中の記者をオンラインで結んだ会見に登場。リラックスした様子で2024年3月3日に開催される東京マラソンへの出場について語りました。 【画像】2時間切りはもう目前か シカゴ・マラソンでケニアのキプタムが世界新2時間0分35秒 キプチョゲ選手は、東京マラソンへの出場を決めた理由について問われると「気持ちの面でも体の面でも鍛えるのにちょうどいいタイミング」だと明かしました。 ボストンマラソンで優勝すれば、ワールドマラソンメジャーズ(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)の全制覇の偉業となるキプチョゲ選手。本人も目標に掲げていましたが、東京マラソンを選択しました。 その理由について「東京マラソンの出場についてはたくさんの時間をかけて考えた。(3月の)東京は寒すぎるけど、オリンピックで責任をもって走ることを考えると、時期が早い東京で走ることがタイミング的に一番いいと判断した」とパリでの金メダル、五輪3連覇の偉業達成を見据えての決断だと説明しました。 11月に39歳になったキプチョゲ選手ですが「(五輪)3大会連続で金メダルが取れるということを次の世代にも伝えたい。長いこと現役を続けられることを世界に見せたい。それが世界が求めることだ」と五輪3連覇への思いを語りました。