合成麻薬MDMA密輸事件 関税法違反疑いで男を告発 長崎税関
合成麻薬MDMAの密輸事件で佐賀県警が麻薬取締法違反容疑で逮捕した会社員の男(24)=白石町福富=について、長崎税関は28日、関税法違反(麻薬輸入未遂)の疑いで佐賀地検に告発した。 告発容疑は、共謀してオランダから結晶状のMDMA約50グラムを国際郵便物で発送させ、輸入しようとした疑い。 長崎税関によると、郵便物は9月6日に成田空港に到着し、同8日に横浜税関川崎外郵出張所での輸入検査で職員が発見した。共同で捜査している佐賀県警が、男を13日に逮捕していた。長崎税関はもう1人告発していて、氏名などは明らかにしていない。