「ネスカフェ」新サービスはスマートフォンで自分だけのボトルデザイン、特設ポップアップストアでは詰め替え作業でサステナビリティを体験/ネスレ日本
ネスレ日本飲料事業本部の中西弘明マーケティングスペシャリストは、「サステナビリティを遠い世界だと感じているお客様はまだまだ多い。今回のプロジェクトに楽しく参加していただくことで、サステナビリティに興味を持つきっかけになればと思う。1杯のコーヒー(を選ぶこと)がちょっとだけヒーローになる要素を持っていることを伝えていきたい」と語った。 「ネスカフェ」は、2023年から新コンセプトMake your worldを掲げ、おいしいコーヒーを飲み続けられる未来のためにサステナビリティに取り組むことを表明するとともに、若年層を中心としたコミュニケーション活動を行っている。 その活動の影響もあって同社の調査によれば、「あなたがご存じのコーヒーの銘柄(商品名)は」という質問に、18~39歳の回答者から「ネスカフェ」という答えが最初に上がる割合が、2023年は前年比16%増となったという。中西さんは、「コンセプトの刷新以降、若年層からの認知が拡大していることに手ごたえを感じている」とした。同社は「ネスカフェ ヒーローボトル プロジェクト」を通して、若い世代を中心にネスカフェブランドとサステナビリティの取り組みにより親しんでもらう考えだ。
食品産業新聞社