「船の様子を見に行ったまま行方不明」浜田市の港でうつ伏せに浮いた男性発見 死亡確認(島根・浜田市)
29日未明、浜田市の漁港で高齢の男性が海に浮いているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。男性は、自分の船の様子を確認しにいっていたとみられます。 浜田海上保安部によると、死亡が確認されたのは、浜田市高田町の自営業・佐藤了治さん(88)です。 28日午後6時40分ごろ、佐藤さんの息子から「父親が行方不明で浜田市松原の岸壁に車が放置されている。日中、松原港に停めている船の様子を見に行った可能性がある」と警察に通報があり、警察や海上保安部が捜索していました。 そして、29日午前1時35分ごろ、松原港の岸壁付近でうつ伏せの状態で海に浮いている佐藤さんがみつかりました。 海上保安部によると、28日午前10時ごろ、佐藤さんが所有する船が係留ロープが切れて岸壁から20m付近で漂っているのを海上保安部の職員が見つけ、佐藤さんに連絡していました。それを受けて佐藤さんは船の様子を確認しに行っていたとみられています。 佐藤さんは発見時、長袖のジャージと黒色のズボンを身に着けていて目立った外傷はなかったということです。 警察が事件と事故の両面で詳しく調べています。
山陰中央テレビ