私がコンテストに挑戦できる理由【帰宅部トレーニー星蓮のfitness diary】
読者のみなさま、こんにちは! 小池星蓮です。 先週にテストも終わり、学校がない日もありトレーニングをしながらのびのびと過ごしています。そして、ついに今シーズンのコンテスト初戦まで2週間を切りました! 【フォト&ムービー】小池星蓮の放課後トレーニング風景
現在の進捗状況はと言うと…まず体の仕上がりは現在60%ほどです。51kg台に乗り、見た目も体重も目標まではまだまだですが、無茶なことはせず少しずつ目標に近づけているかなとは思います! 最近は自分がこの競技に挑戦している意味について考えます。自分の体を努力してつくり上げ最大限にアピールして、結果として順位がつくこの競技に私は向いていないのでは…と考えることがよくあります。 実際、人と比べられることに対してマイナスなイメージがあり、自己肯定感低めな私は性格的には向いていないのかもしれません。心も体もまだまだ未熟で不安定ですが、そんな自分でも競技のために楽しみながらさまざまなことに挑戦できるようになったのには理由があります。 ひとつは自分なりの競技との向き合い方を見つけ出せたことです。まだ完全ではありませんが私の場合は、競技を通じて少しずつでも自分の性格を知り、受け入れて成長することと、成長し続けることの楽しさに触れることです。 そして、結果に左右されるのではなく、それまでの過程に魅力を見出せる人間になる! 信頼する方に教えていただいたこれらのことは、私にとってはまだ理想像の段階ですが、競技だけでなく人生でつねに頭に置いておきたい日々の原動力になっています。 チャレンジできている理由はもうひとつ…「人のためだけにがんばること」をやめたことです。私にはありがたいことに、応援してくださる方がたくさんいます。身近にも遠くからでも、自分には本当にもったいないぐらいの暖かい応援を日々いただいています。 ですが一時はそれをプレッシャーとして受け取ってしまい、大した成績もないのにただ少し若いというだけで注目されることに悩んだこともありました。自分は絶対に結果を出さなければいけないと、自分の考えで自分を傷つけてしまったりしました。 この考え方だと、人のためだけに競技をしていることになります。「競技成績で私の価値が変わるわけではない」ということに気づかせてくれて、正してくれる方々にも出会えたことで、以前と比べると心も体も良い方向へ向かっていると感じます。 競技に挑戦し、がんばる理由は人それぞれ違うと思います。それぞれが本当の自分を見失わないように、競技との向き合い方を自分なりに見つけ出して整理しておくことも必要なのかなと思います。 競技に限られたことではなく、どんなことでも好きだと思えることを少しでも長く続けるために、自分の気持ちを否定せずに向き合うことで、より人生に明るい希望を持つことができると思いました!