女子サッカー・澤穂希が引退会見【全文3】
ベストシーンは?
司会:では続いて、じゃあこちらの男性の方。 ニッポン放送:ニッポン放送のカキハと申します、本当にお疲れさまでした。澤選手のサッカー人生の中で、公式戦でも練習でもいいんですが、一番うれしかったゴール、1つ挙げられます? 澤:やっぱりあれですかね、2011年のドイツ、ワールドカップの決勝の、アメリカ戦の2対1から同点にした、右アウトサイドのシュートかなと思います。 ニッポン放送:最高でした。あと交友関係が非常に広い、まめに返される澤さんですが、きのうの引退発表からこの時間までで、メールや着信の連絡ってどれぐらい来たもんですか。 澤:数えてないのでちょっと分からないです。 ニッポン放送:数え切れないほど? 澤:はい。 ニッポン放送:本当にお疲れさまでした。 澤:ありがとうございます。 司会:では次の質問、いかがでしょうか。じゃあ後ろの眼鏡の、ピンクのシャツの方。 フジテレビ:フジテレビのオオムラと申します。どうも長い間、お疲れさまでございました。一番うれしかったゴールが4年前のアメリカ戦とおっしゃってましたけれど、それ以外の、各局に資料映像ある範囲で、ぜひ澤さんの、もう私の中のベストシーンみたいなもの、2つ、3つありましたらぜひ。 澤:2つですか。 フジテレビ:いや、いくつでもいいですよ。流しますんで、映像。 澤:でもやっぱ、決めれないですね。でもやっぱりワールドカップとかオリンピックで得点したものはやっぱり、自分の中では印象深いなっていうのはありますね。 フジテレビ:この大会のこのシーンというのはありますか・ 澤:そうなると、いっぱいありますね。 フジテレビ:ワールドカップとオリンピックのゴールシーンは、全て。 澤:やっぱり映像としても残ってますし、自分自身も印象にあるかなと思います。 フジテレビ:じゃあ、映像なくて構いませんので、ご自身の思い出で熱く語っていただけますか。 澤:うーん、でも、どれだろうな。でも、うーん、どれもうれしいです。1つにはちょっと決めれないかなっていう感じです。 フジテレビ:やっぱり澤さんはたぐいまれな決定力というのが、もう魅力だったと思うんですけれど、その決定力というものを今後の人生で生かすとしたら、どういうシーンでできそうですか。 澤:ありますかね、決定。なんかありましたか。 フジテレビ:さまざまなシーンが去来してるんですけれど、例えば今後、日本のサッカー協会が何か決めるときに、澤さんが決める。 澤:いや、そんな大役はたぶんできないと思うので。はい。 フジテレビ:今回のご自身の決断っていうのは、一番最初どなたに伝えたんでしょうか。 澤:主人です。はい。 フジテレビ:なんと言われましたでしょうか。ご主人はなんとおっしゃいました? 澤:もう、何を言っても、私がこう、もう自分のサッカー人生ですので、自分が言ったことはもちろん受け入れてくれましたし、本当にお疲れさまっていうことと、本当にありがとうって、一言言ってくれました。 フジテレビ:それは、差し支えなければ何月何日ぐらいと。 澤:私はそういうのはあんまり覚えてないんですけど、はい。でも本当にみんなにっていうか、クラブにも伝えたりしたのも12月、入ってからです。 フジテレビ:最近のことですね。 澤:はい。 フジテレビ:分かりました、どうもありがとうございました。