女子サッカー・澤穂希が引退会見【全文3】
残る選手たちへのメッセージは?
司会:それじゃあ、真ん中の白いシャツの。 テレビ東京:テレビ東京のマツザワと申します、お疲れさまでした。去年ごろからいろいろ考えてという話ありましたけど、心と体の不一致というところで、去年で考えながら、今年1年間また戦ってこれた。そういう迷いがありながらもピッチに立ち続けてこれた、そういう支えというものはどんなお気持ちだったんでしょうか。 澤:もう本当に、今年1年頑張れたのも、本当にたくさんの方々が支えてくれたのもありますけど、やっぱり主人の存在はすごく大きかったです。 テレビ東京:何か心に残ってるご主人さんからの言葉だったり、そういうのはありますか。 澤:それは2人のあれで。すいません。 テレビ東京:すいません、もう1点。大切な存在として吉田沙保里選手、いらっしゃると思うんですけども、何か連絡を取ったりということはありましたでしょうか。 澤:彼女からは連絡きました。でもそれより彼女のぜんそくが大丈夫かなというのが、私は一番心配してます。 テレビ東京:リオ・オリンピック、吉田選手目指されると思うんですけども、あとを託す思いというのはいかがでしょう、彼女に対して。 澤:今まで成し遂げたことがない、もう本当、4連覇っていうのが彼女は懸かっていると思いますし、霊長類最強の、本当に強い女性でいるので、4連覇を目指して日頃からのトレーニングを本当に、努力を怠らないすごい選手だと思うので。ぜひリオでも金メダル取れるように頑張ってほしいなと、私は陰ながら応援してます。 テレビ東京:ありがとうございました。 司会:一番後ろの方。 テレビ朝日:テレビ朝日のサカイです、お疲れさまでした。仲間という言葉が何度か聞かれたんですけども、身近な仲間で山郷さんだったり磯崎さんだったり酒井さんだったり、一緒に苦楽をともにした選手たちの背中を見送ることがこれまであったと思うんですが、いざこれで自分が見送られる立場になって、宮間さんの話もありましたけども、残る選手たちに、あなたの背中をずっと追いかけてきた後輩たちが、これからのピッチでなでしこのユニホームを着て守っていくんですけども、残すメッセージとして何かあれば。 澤:もう本当に残すメッセージは、自分の中では本当に今までやってきたこと全てが、たぶん今まで残したっていうか、今まで、はい、残したメッセージだと思うので、もうこれ以上そんなにみんなに言うことはないです。 テレビ朝日:ありがとうございます。 司会:では一番奥の黒いセーター着てる方。 記者1:お疲れさまですフリーランスのトヤマです。きのう引退を発表されて、今日練習に臨むときに気持ちの変化だったり、ありましたでしょうか。あと残る皇后杯、どんなふうな日々を過ごしたいと思いますか。 澤:気持ちの変化とかっていうのは全くなかったですけれど、あと残りの時間を、INACのここにいる仲間と戦えるというか一緒にやれるっていう喜びと寂しさを感じては、はい、います。 記者1:ありがとうございます。