アルピニスト・野口健、ヒマラヤ登るには1日5000キロカロリー“下山メシ”は「村のニワトリ」
「交渉してさばいて食べるんです。それがすごいおいしいんです」驚きのエピソード披露
アルピニストの野口健が13日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『下山メシ』(木曜深夜24時30分、11月14日スタート)トークショーに出席した。当日は同作で主演を務める志田未来も登壇し、同作をアピールしていた。 【写真】「可愛い人って年取らないんだなー」 志田未来が公開したハマスタでの日シリ観戦ショット 同作第6話に本人役として出演する野口は「“下山メシ”という目の付け所が面白いですね。山を登っている人間からすると、帰ったら何を食べるかという話を毎日繰り返すんですよ。それくらい降りて食べるご飯はおいしいんですよ」と切り出し、「山は下山の方が大変なんですよ。ですから、“下山メシ”はご褒美なんですよ。メシを食わないと生きていけないんでね」と笑いを誘った。 野口によると、ヒマラヤに行くときは1日5000キロカロリーくらい取らなければならないという。記者から「下山した後は実際に何を食べるのでしょうか」という質問が上がると、野口は「例えば、ベースキャンプに下りたあとに里に下りるじゃないですか。体重が14キロは落ちるんです。シェルパの村に行くと、ニワトリが走ってるんですよ。それをずっと見るんです。どれがうまそうか、足のモモを見るんです。そして村人に誰のニワトリなのかを聞いて、交渉してさばいて食べるんです。それがすごいおいしいんです。上にいると乾燥食が多い。また、レストランまでは遠いので、そこに行くまでもたないんです。だから、命に感謝していただくんです」と驚きのエピソードを明かしていた。 同作は、登山ガイドでフリーライターの西野淑子が登山後の楽しみとして、「歩かず=登山口や駅、バス停から近い」と「待たず=すぐに入れる」を満たす山麓のおいしいグルメを紹介する「関東周辺 美味し愛しの下山メシ」(山と溪谷社)が原案。今回、グルメドラマを得意とするテレ東ドラマチームが 「山」と「飯」の掛け算によるオリジナルストーリーを描く。
ENCOUNT編集部