マスコミ倫理懇全国大会が閉幕 「民主主義社会を支える」
新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会の第66回全国大会は4日、宇都宮市で2日目の会議を開き「民主主義社会を支える自覚のもと、読者・視聴者の期待に応える」との申し合わせを採択して閉会した。 申し合わせでは、今月1日に発足した石破茂政権について「不透明な日本社会の先行きへの展望を示さないまま、解散総選挙に突き進んでいる」と指摘。メディアが国民の知る権利に応えているかどうかを見つめ直す必要性を確認した。 大会にはオンラインを含め記者ら約270人が参加した。来年は福井市で開かれる。