ボクシング=世界ヘビー級タイトルマッチ、ウシクが防衛に成功
[リヤド 21日 ロイター] - ボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチが21日、リヤドで行われ、主要3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(37、ウクライナ)がタイソン・フューリー(36、英国)に3─0で判定勝ち。WBA、WBO、WBCの王座防衛に成功した。 ウシクは身長、体重、リーチでフューリーに及ばないものの、相手を上回る動きで主導権を奪い、3人のジャッジ全員が116─112とウシクを支持する判定を下した。 試合後のインタビューでスコアカードの内容について聞かれたウシクは「勝てて良かった。私はジャッジではない。私はスポーツマンであり、アスリートだ」と答えた。 ウシクは5月に行われたタイトルマッチでフューリーに判定勝ちを収め、WBA、WBC、IBF、WBO王座統一を達成(後にIBF王座は返上)。当初から設けられていた契約条項により今回の再戦が決まっていた。