最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング12位。レギュラー落ち…。1億円未満に下がった日本代表SB
年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※市場価値や成績等の情報は3月13日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
12位:室屋成(ハノーファー/ドイツ) 生年月日:1994年4月5日 市場価値の変動:100万ユーロ(約1.4億円)→70万ユーロ(約9800万円) 市場価値の減少額:30万ユーロ(約4200万円/-30.0 %) 22/23リーグ戦成績:31試合3ゴール1アシスト 昨季充実した時間を過ごしていたDF室屋成だが、今季は不運なことに出場機会が得られない日々が続いた。 現在29歳の右サイドバックは、2020年夏にFC東京からドイツ2部のハノーファーへ完全移籍。初めての海外挑戦だったが、加入1年目から主力に定着。右SBと右ウィングバックでの起用をメインに、リーグ戦32試合に出場した。その後、翌21/22シーズンはリーグ戦27試合(うち20試合先発)、3年目となる昨季はリーグ戦31試合(うち26試合先発)に出場とコンスタントにピッチに立っていたが、今季に入ってその状況が一変。開幕から4試合連続で出番が無く、その後は途中出場の試合ばかり。11月までの約3か月間、リーグ戦でスターティングメンバーに名を連ねることは無かった。 市場価値が大きく減少したのは、このような経緯があったからかもしれない。100万ユーロ(約1.4億円)から70万ユーロ(約9800万円)まで下落してしまった。 12月から好調を維持して先発出場を続けていたが、2月10日に行われたハンブルガーSV戦で負傷交代。後日、クラブから右ハムストリングスの損傷で戦列を離れることが発表された。レギュラーの座に返り咲いた矢先、残念極まりない。
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