大田原で「はたちの集い」 476人出席、大人の自覚新たに
20歳の節目を祝う大田原市の式典「はたちの集い」が3日、同市本町1丁目の那須野が原ハーモニーホールで開かれた。華やかな振り袖やスーツ姿の若者たち476人が旧友や恩師らとの再会を喜び、大人としての決意を新たにした。 市民憲章を全員で唱和した後、相馬憲一(そうまけんいち)市長が「失敗を恐れずチャレンジし続け、社会の重要な担い手として成長してほしい」と式辞を述べた。 「誓いのことば」では、若草中出身の高崎経済大2年後藤悠士(ごとうゆうし)さん(20)が「どんな困難も突破する覚悟を持ち、地域の未来を支える存在になりたい。新たな希望のともしびとなるよう未来を切り開いていく」と力強く語った。 その後、出席者代表の3人が家族や友人への思いをしたためた感謝の手紙を発表。終了後、出席者は出身中学校の恩師らと記念写真を撮影するなどして楽しんだ。