【ボートレース平和島】栗城匠の脱落で優勝戦1号艇は奈須啓太へ/モーターボート大賞
ボートレース平和島のGⅡ「モーターボート大賞~G1・G2優出者バトル~」は18日がシリーズ5日目。気温は26度まで上昇したが、天候に恵まれて絶好の観戦日和。週末とあってたくさんのファンが詰めかけて、スタンド内には熱い歓声がこだましていた。 準優はチルトは跳ねて伸び仕様にしたり、ピット離れ仕様で前付けに出る選手がいて、一筋縄ではいかなかった。10Rは下出卓矢がチルト2を選択して、6枠・山口達也は4コースを奪取。それでもイン大池佑来は慌てることなくイン先マイに成功した。11Rはトップ級のエンジンを駆る奈須啓太がそのパワーを発揮してイン速攻。福来剛は2コースから差し続き、2マークでは伊藤誠二を冷静にさばいて2着に入線した。 最後の準優12Rでは波乱が発生。6枠・片橋幸貴が2コースまで潜り込み、イン栗城匠は深い進入に。スリットでは内の両者がプラス01の勇み足に散った。大外から1マークで最内を差した松山将吾が繰り上がりで1着。前田将太が2着で優出を果たした。 栗城の脱落で優勝戦の1枠は奈須がゲット。デビュー19年目で特別戦初タイトル奪取に挑む。最終日は天候が崩れ、気温も低下する予報が出ているが、奈須の48号機はコンディション面の変化にも柔軟に対応できるポテンシャルがある。奈須を力強くサポートするはずだ。
マクール