【オークス】木村哲也師、チーム一丸で今年初G1勝利 チェルヴィニアは「最初からすごかった」
<オークス>◇19日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牝◇出走18頭 C・ルメール騎手(45)騎乗のチェルヴィニア(牝、木村)が桜花賞13着から巻き返し、樫の女王に輝いた。勝ちタイムは2分24秒0。 昨年の年度代表馬イクイノックスを育て上げたルメール騎手、木村厩舎の黄金タッグも今年初のG1勝利をつかんだ。師は早くからチェルヴィニアの才能を見抜き、大舞台での活躍を期待していた。木村師は「この馬に関しては成長という感じではなく、最初からすごかったです。(木村厩舎に)入厩して初めて坂路を上った時に過去管理したトップホースに匹敵すると思いました」と当時を思い返した。前走13着からの巻き返しに師も安堵(あんど)の表情を浮かべた。「ほっとしました。装鞍(そうあん)所、パドックと素晴らしい状態でした。牧場スタッフ、厩舎スタッフも困難に立ち向かってくれて結果を出すことができた。関係者の皆さんに敬意を表したいです」とチーム一丸でつかんだ勝利を喜んだ。