「牛乳そんぐ」でもっと飲んで 酪農家ら歌って踊ってPR 広島
広島県酪農業協同組合(広酪)の女性酪農家グループは、春休みで需給が緩む牛乳の消費拡大へ、広酪公式ソング「牛乳そんぐ」を手がけた歌手や乳業メーカーを招き、同県三次市で交流会を開いた。「牛乳そんぐ」の知名度向上へ、ダンスを披露してPRした。 【動画】牛乳そんぐに合わせたダンスを踊った交流会 交流会では、同グループや広酪の職員ら53人が、「牛乳そんぐ」を作詞・作曲した女性デュオ「Mebius」の歌に合わせてダンス。小売店などで曲を流して、牛乳を買ってもらうきっかけにしようと企画した。 ダンスでは、牛乳を飲んで元気いっぱいになる様子を表現した。乳搾りや左手を腰に据えて、右手で牛乳を飲むポーズなどを盛り込み、職員らは全身を使って踊った。 北広島町の酪農家・福原美江さんは「酪農家自身も消費者に発信することが大切」と話した。 広酪の温泉川寛明組合長は「元気いっぱいに両腕を広げたり、足踏みしたりと楽しく踊れるダンスに仕上がっている。店頭で調子の良い音楽を聞いてもう一本買うという消費行動につながればうれしい」と話した。 この他、「劇的な牛乳・乳製品消費拡大へのアピールの仕方を模索!」をテーマに女性酪農家や温泉川組合長らが意見を交わした。昼食会は牛乳で乾杯。広酪が持ち込んだバターや牛乳、アイスクリームなどが振る舞われた。
日本農業新聞