高木三四郎にゴッチ式パイルドライバーを仕掛ける鈴木みのる　（C）DDTプロレスリング

＜DDTプロレス：都電プロレス大会＞◇29日◇東京・都電荒川線 　DDTプロレスの「都電プロレス」が29日、都電荒川線の中で満員札止め（観衆16人）で行われた。小池百合子都知事（71）も会場を訪れ、鈴木みのるにチョップを食らわす場面もあった。 【写真】鈴木みのるにチョップを見舞う小池百合子都知事 　メインイベントのエニウェアフォールマッチでは鈴木みのるがゴッチ式パイルドライバーで高木三四郎から3カウントを奪って勝利。体調不良で、経営に専念するため、7月21日の両国国技館大会でプロレスラーを休業するという高木は「7月21日を前に自分で身を引くのはつらいですけどケジメはつけたいです。10カウント鳴らしてくれ」と話して引退を表明したが、10カウントゴングの途中で「ウソじゃあ！」と鈴木を攻撃。「ウソに決まってるだろ。いったん休業するけどな、復帰して、てめえをまず復活の舞台にしてやる！」などと叫んだ。 　また今大会では「24時間ルールを採用し、いつでもどこでも公式戦などの試合形式を問わず、出場選手も人、物を問わず、レフェリーによる王者への敗北判定さえあれば王座が移動する」という過酷なルールで知られる「アイアンマンヘビーメタル級王座戦」も行われ、王座がウナギ・サヤカ→タオル→スギちゃん→タオル→ファンキー加藤と移動。ファンキー加藤が第1659代王者となった。 　◇試合結果◇ 　▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 　○挑戦者タオル　スリーパーホールド　×王者ウナギ・サヤカ 　※ウナギが防衛に失敗、タオルが第1656代王者となる。 　▼同 　○挑戦者スギちゃん　体固め　×王者タオル 　※タオルが防衛に失敗、スギちゃんが第1657代王者となる。 　▼同 　○挑戦者タオル　スリーパーホールド　●王者スギちゃん 　※スギちゃんが防衛に失敗、タオルが第1658代王者となる。 　▼同 　○挑戦者ファンキー加藤　体固め　●王者タオル 　※タオルが防衛に失敗、加藤が第1659代王者となる。 　▼メインイベント（エニウェアフォールマッチ時間無制限一本勝負） 　○鈴木みのる　55分7秒ゴッチ式パイルドライバー→体固め　×高木三四郎