高松市で戦争犠牲者追悼式 戦後79年…小学4年の児童による平和への思いをつづったメッセージも【香川】
岡山放送
2024年で戦後79年です。戦争の犠牲者を追悼する式典が10月4日、高松市で行われ、遺族らが平和への思いを新たにしました。 (黙とう) 高松市で行われた戦争犠牲者の追悼式には、遺族など約90人が参加しました。式は、若い世代に戦争の記憶を伝えようと、毎年この時期に行われています。参列した人たちは戦争の犠牲者らに花を手向け、平和への思いを新たにしました。 そして、高松市の木太小学校4年生、コルビン梨央生さんが平和への思いをつづった作文を朗読し、「79年前の悲しい戦争から学び、世界全体に平和が広がってほしい」と訴えました。 (高松市遺族会 鎌田基志会長) 「来年(戦後)80年の節目を迎えるが、今も世界で多くの人が犠牲になっている。いい戦争はないので、戦争のない世の中になってほしい」 戦争で死亡した高松市民は1万664人に上っています。
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