ヤクルト・木沢尚文、年越しで大トリ更改「僕が会社にうかがうタイミングが遅くなった」 1800万円増の年俸7000万円でサイン
ヤクルト・木沢尚文投手(26)が8日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1800万円増の7000万円でサインした。 球団の選手では、ただ一人の年越しで更改した右腕は「契約の内容自体は年内にまとまっていたのですが、僕が会社にうかがうタイミングが遅くなってしまった」と経緯を説明した。 4年目の昨季は、55試合に登板し、3勝3敗、防御率3・06。3連続で55試合以上に登板したが、「優勝争いに食い込むことができないのはチームとして非常に悔しいシーズンだった。個人としてもシーズンを通して、浮き沈みが目立った」と振り返った。 さらなるレベルアップに向けて、オフからは栄養士と契約。コンディション維持と肉体強化に着手する。今季の目標は「泥臭く」と色紙に記した剛腕は「どんな役回りでも泥臭く、何とか少ない失点で投げる。泥臭く野球をするという自分の軸は曲げずに1年間頑張っていきたい」と話した。