全国初の「レベル4」認可 アイサンテクノロジーの自動運転実証
自動運転の導入支援を手掛けるアイサンテクノロジー(本社名古屋市)は、自動運転実証実験のため、一般財団法人塩尻市振興公社に販売した電気自動車(EV)バスが、運転者を必要としない自動運転車システム「レベル4」の認可を得たと発表した。最高時速35キロでの走行によるレベル4認可は全国で初めて。 販売したEVバスはティアフォー(本社名古屋市)製の「Minibus(ミニバス)」。今回の実証実験は、塩尻駅から塩尻市役所間の経路で行う。 アイサンテクノロジーは、2020年1月に塩尻市と「自動運転技術の実用化に向けた包括連携協定」を締結。同市内で継続的に自動運転実証実験を行っている。