世界ヒットする松本人志「ドキュメンタル」の狙い 吉本・岡本社長がカンヌで示した“迷いなき決断”
時にくだらなくも、ノンバーバルで伝わる笑いを極めた日本のバラエティ番組の影響力は確かにあるのです。その役割をタレントも担っています。岡本社長は所属する6000人のタレントに次の「ドキュメンタル」を作り出すことを期待している様子です。 「渡辺直美やゆりやんレトリィバァなど、これからは海外にも自分たちの可能性をつかみにいくタレントがますます増えていくと思います。それをどこまでサポートできるのか、考えていく必要があります」
成功例が生まれたことで手応えを感じているゆえの発言でしょう。攻めの手を緩めるつもりはなさそうです。
長谷川 朋子 :コラムニスト