角田裕毅が日本GPで10位初入賞!RBピットが大仕事&5強に割って入る値千金の1ポイント…フェルスタッペン今季3勝目、ペレス、サインツが表彰台|F1
23/53周目に入るタイミングで、サージェント、マグヌッセン、ボッタス、角田、ストロールと続々ピットイン。この混戦状態でRBピットクルーが大仕事を見せる。複数台が同じタイミングでピットに入った状況下、隊列の先頭で角田を送り出す。角田もチーム無線で「最高のジョブだった!」と感謝の言葉を口にしている。 これで角田は11番手。14秒前方のヒュルケンベルグはピットインを控えていることもあり、すぐ後ろにいるストロールとの戦いが事実上の入賞圏内バトルに。 30/53周時点でトップのフェルスタッペンが独走し、クルーズ状態に。2番手は11秒差でペレス、そこから5秒差で3番手サインツという順番になっている。 角田は34/53周目、逆バンクに入るところでアウトからヒュルケンベルグをかわし、P10の入賞圏内まで上がった。この直後、背後を走っていたストロールがピットインを行ったため、角田は入賞圏内を単独走行する状況に。 第2スティントのステイアウト組、第3スティント勢が入り乱れる中でレースは終盤に入っていく。48/53周目にソフトに変更したストロールがマグヌッセンをパスし、11番手まで上がる。あとは7秒前の角田に追いつけるかどうかが注目ポイントとなった。
トップはフェルスタッペンが独走を続け、今季3勝目をマーク。鈴鹿では3連覇となった。2番手は12秒差でペレスが入り、レッドブル1-2となっている。3位サインツまでが表彰台に上がった。 4位ルクレール、5位ノリス、6位アロンソ、7位ラッセル、8位ピアストリ、9位ハミルトンとなった。 そして角田はコントロールしながら後続を寄せ付けず、10位でフィニッシュチェッカーを受け、3度目の鈴鹿で初の入賞。2レース連続のポイント奪取を果たしている。5強10人が誰もリタイアとならない中で、その上位勢に割って入る値千金の1ポイント奪取となった。
第4戦日本GP・決勝結果
1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 2/セルジオ・ペレス/レッドブル 3/カルロス・サインツ/フェラーリ 4/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 5/ランド・ノリス/マクラーレン 6/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 7/ジョージ・ラッセル/メルセデス 8/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 9/ルイス・ハミルトン/メルセデス 10/角田裕毅/RB 11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 12/ランス・ストロール/アストンマーティン 13/ケビン・マグヌッセン/ハース 14/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 15/エステバン・オコン/アルピーヌ 16/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 17/ローガン・サージェント/ウィリアムズ -/チョウ・グァンユ/キックザウバー -/ダニエル・リカルド/RB -/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
【関連記事】
- ●角田裕毅「Q3に進んだ瞬間の歓声は響きました」ファンの応援に感謝…決勝での鈴鹿初入賞に照準「トップ10を目指す」|F1 TIME PLUS
- ●アロンソはオーストラリアGP57周目、ターン6手前で何をしたのか…ラッセルのクラッシュ誘発&20秒ペナの理由が明るみに|WEDNESDAY F1 TIME
- ●角田裕毅が『F1』公式によるオーストラリアGPパワーランキングで3番手評価!「母国GPの僚友リカルドよりも前でRBをけん引し続けた」|F1
- ●角田裕毅「去年のようなアップダウンはない」RBのマシンは昨季より力が向上…次戦鈴鹿に向け冷静に「いつも通りで」|WEDNESDAY F1 TIME
- ●2024 F1日程・カレンダー・スケジュール|F1