【フェアリーS】近親に愛ダービー馬がいるエリカエクスプレスは坂路で気合十分 陣営「芯が入った」
◆第41回フェアリーS・G3(1月12日、中山競馬場・芝1600メートル)追い切り=1月8日、栗東トレセン 【データで見る】エリカエクスプレスの血統、戦績 10月20日の京都・芝1600メートルの新馬戦を1番人気で制したエリカエクスプレス(牝、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)は坂路を単走し、馬なりで55秒7―12秒5。しっかり手前を替え、気合十分に駆けた。 3日の1週前追い切りは栗東・CWコースで6ハロン80秒5と、新馬前よりも速いタイムをマーク。ラスト1ハロンは11秒2で、まったくの馬なりだった。3日に続いて騎乗した花田助手は「先週しっかりやりましたし、今週は輸送もあるので調整程度ですが、しっかり動けていました。まだ子供っぽさは残しますが、休養を挟んで体は良くなってきました。芯が入りましたね」と胸を張る。 前走は内枠で押し出されての逃げ切り。「キャリアが少ない不安はありますが、折り合いさえつけば楽しみだと思います」と期待を寄せる。近親に17年の愛ダービー、英セントレジャーとG1を2勝したカプリがいる良血が重賞でも能力をアピールするか。
報知新聞社