アーセナル、ボーンマスGKネトのレンタル加入で口頭合意か…ラムズデールの“後釜”に?
アーセナルがボーンマス所属のブラジル人GKネトの獲得に動いているようだ。29日、『アスレティック』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアが伝えている。 アーセナルは今夏の移籍市場でイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリとスペイン代表MFミケル・メリーノを獲得するとともに、ブレントフォードからレンタル加入していたスペイン代表GKダビド・ラヤの買い取りオプションを行使。これにより、昨シーズン序盤に控えに降格したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに移籍の可能性が浮上しており、最大2500万ポンド(約48億円)でサウサンプトンに加入するものと見られている。 ラムズデールの退団が決定的となったことを受け、アーセナルは移籍市場の最終盤に控えGKの補強に着手している。当初はエスパニョール所属のスペイン代表GKジョアン・ガルシアの獲得に向けて動いていたものの、これまで2度のオファーを拒否されるなどクラブ間交渉は難航している模様。エスパニョールが契約解除金の3000万ユーロ(約48億円)を下回る額での入札を受け入れる可能性は極めて低いと報じられている。 こうしたことから、アーセナルはボーンマス所属のネトへの関心を強めているとのこと。すでに2024-25シーズン限りのレンタル契約を締結すべくオファーを提示しており、ボーンマスとも口頭合意に達しているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルは依然としてJ・ガルシアに関心を寄せており、同選手の獲得を断念した場合にのみ、ボーンマスとの取引が成立するようだ。 現在35歳のネトは母国のアトレチコ・パラナエンセの下部組織出身で、2009年1月にトップチーム昇格。その後はフィオレンティーナ、ユヴェントス、バレンシア、バルセロナを経て、2022年夏にボーンマスへフリートランスファーで加入した。同クラブではここまで公式戦通算63試合に出場し、キャプテンも務めている。
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