〈令和最新・痛おじLINEの特徴5〉「突然のポエム」「『~』から伝わる必死感」「日常会話でそんな言葉使わないだろ‼︎」20代女性はドン引き?
(3)馴れ馴れしい印象の可能性大! 「~」や「―」使いがちだ
お次は多用しがちな「~」や「―」の使い方。文章を柔らかい印象にするために使う人も多いだろう。 上記のように音引き(伸ばし棒)を多用した文章に対して20代女性はどう感じるのか。 「少し馴れ馴れしい印象がします。多用しすぎていると“オレ、冷静ですよ”感を必死にアピールされているようで苦手です」とのこと。 相手を思って“下心ないです”アピールをしたところ、かえってそれが“必死感”につながってしまっているというパターン。多くの人がやりがちなだけに、改めて注意したいところ。伸ばし棒だけでなく「!」といった感嘆符を使うなど、バリエーション豊かな語尾を意識したい。
(4)クールを装う「。」はサムい…ガツガツした態度との相性は最悪
4つ目の特徴は「。」の句点を使った文章における気を付けたいポイント。まずは下記の事例をご覧いただこう。 この「。」を使用した文章、一見丁寧でクールな印象を与えるが、使用する際のテンションには注意が必要とのこと。 「句点を使って冷静にまとめたとしても、その文章があまりにもガツガツした内容だと、そのギャップに気持ち悪さを感じてしまします」と20代女性。 こちらも先述した「~」と共通して、「。」で冷静さを装おうとしつつも、会話に“肉食感”が出てしまうとキモさが醸し出されてマイナスポイントになるようだ。細かい点だが、句点を使う際には会話のテンションと合っているかどうか、いま一度確かめたほうがよさそう。
(5)なぜそこに「、」を入れる? ちょっとおかしな人判定されてしまう危険な特徴
最後はXで話題となっていたこちらの文章。 あきらかにおかしな部分で「、」が入ってしまっているパターン。これにはX上で「こんなん言われたらイライラして発狂しそう」や「読みづらいし変な人っぽい」といったコメントが見られた。 こうした必要のない箇所での読点の多用は、読みづらいだけでなく、“常軌を逸している人”といった印象を持たれ、変人扱いされてしまう可能性も…。 句読点を使う際は無駄がないような使い方を意識したほうがよさそうだ。 ――さて、ご紹介した5つのなかで使っている節がある最新「痛おじLINE」の特徴はあっただろうか。若い世代はとにかく「短く端的」な文章をスマートだと感じているようだ。ごちゃごちゃと余計なことは考えず、シンプルな文章作りを心掛けることが「痛おじ文章」脱出のカギかもしれない。 取材・文/瑠璃光丸凪/A4studio
瑠璃光丸凪/A4studio