30日、小倉でサマースプリントシリーズ第2戦・北九州記念(GⅢ)/出走馬を紹介!
サマースプリントシリーズの第2戦・第59回北九州記念(GⅢ、芝1200メートル)が30日、小倉競馬場で行われる。スプリンターが集結し、スピード感あふれるレースを展開する。 ジャスパークローネ(栗東・森秀行厩舎、牡5歳)は昨年のこのレースの勝ち馬。テンの速さは今回のメンバーならトップで、開幕週の小倉なら押し切れるスピードの持ち主だ。ドバイ遠征帰りだが、しっかり乗り込まれていて仕上がりは上々。トップハンデ58・5キロでも底力を信頼。 ピューロマジック(栗東・安田翔伍厩舎、牝3歳)は葵Sを鮮やかに逃げ切って重賞初制覇。1分7秒1の勝ちタイムも優秀だった。小倉は初めてだが、脚質的には合うはず。ハンデも53キロと手頃で、年長馬相手にどんな走りを見せるか。 ナナオ(栗東・小栗実厩舎、牝3歳)は葵Sで好位からしぶとく脚を伸ばして3着。重馬場で2、1、1着と道悪巧者のイメージが強かったが、速い時計の勝負にも対応した。この時期、馬場を問わないのは強みでハンデ52キロも魅力。 エイシンスポッター(栗東・吉村圭司厩舎、牡5歳)は、安土城Sで後方から鋭く伸びてV。追い込み脚質ながら、小倉では2戦2勝と負け知らず。58キロを背負って開幕週の馬場で届くかどうかだが、コース相性のよさを生かしたい。 トゥラヴェスーラ(栗東・高橋康之厩舎、牡9歳)は昨年の高松宮記念で3着。今年1月のシルクロードSでも6着ながらよく追い込んでいて、末脚に衰えはない。 テイエムスパーダ(栗東・木原一良厩舎、牝5歳)は今回の舞台で行われた一昨年のCBC賞で1分5秒8のJRAレコードを樹立。勝つか完敗か極端なタイプではあるが、すんなり先手を奪えれば侮れない。