大谷翔平、MVP受賞の今季は「満点に近い結果」… 二刀流復活「今は開幕を目指している」【一問一答】
2年連続3度目の最優秀選手賞(MVP)を獲得した米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が21日、発表後に電話取材に応じた。一問一答は次の通り。 ◆大谷翔平&真美子さん、あっ!デコピン逃げた【写真】 -投手をせずに受賞したことについて。 本来は投球もして、攻撃面でも出続けてというのがやりたいことで、自分の仕事と思っている。ただ、それができないと決まっていたので、(移籍)1年目ということもあって、オフェンス面でそれを補えるぐらいしっかりと活躍したいなと感じていた。こういう形で評価してもらって光栄で、すごくうれしい。 -手術をしてリハビリをしている。今どういう状況か。来年に間に合わせる感じか。 もちろん、スタートから投げる、打つという目標で動いている。ただ、見通しよりも少し状態があまり良くなかったので、時間がどの程度かかるかわからない。今できることは開幕を目指している。 -ロサンゼルスのパレードの後、個人では夫人やデコピンとお祝いしたか。 パレードが終わった後比較的にすぐ手術だったので時間がなかった。その日からここまであまり何もできずにベットでじっとしていた。 -ドジャースの大型契約を結んだ。個人として自分の期待にどこまで達したか。 今年1年だけなら満点に近い結果だった。チームとして結果を出したのは、満点に近い要因。高い期待の中で、結果を出していくのは、チーム全体として重圧がかかる中、難しいシーズンだったかなと思う。来年以降ますますそういう気持ちが強くなると思うが、それを超えていけるように全員で頑張りたい。 -ロバーツ監督との関係性について。 数カ月で何年かプレーしている距離感だった。壁をつくる監督でもない。数カ月で心地よくプレーできた。いい関係性で、いい結果を出して終われた。 -佐々木朗希について。彼とこのオフ、勧誘したり、話したりはしたか。 特に勧誘ってことはない。去年もチームメートとしてやった。(山本)由伸もそうだったが、シーズン中も特に関係なく、全員去年(侍ジャパンで)プレーした選手とかは連絡を取ったりしている。本当に友達の一人として、自然と話している感じ。彼の意見を尊重している。どこのチームを選んでも、彼なら素晴らしい成績を残せると思う。 ーシーズン中に印象に残る場面は。 一番緊張したのはデコ(愛犬のデコピン)の始球式。思い出に残っているのは、ポストシーズンを決めた試合かなと思う。(写真はAP)
中日スポーツ