小関裕太さん「僕はバナナでハードさを換算しているんですが(笑)…」言葉の真意!|CLASSY.
12月18日より日本映画専門チャンネルで特集『小関裕太に落ちたい』が放送スタート。この放送を機にお届けしている小関裕太さんへのスペシャルインタビューでは、優しい笑顔と穏やかな雰囲気が魅力の小関さんが実践している“ウェルビーイングなこと”についてお話を伺いました。
――仕事への向き合い方やプライベートの過ごし方など、メンタル面で意識している“ウェルビーイングなこと”はありますか?
僕はいつも“ウェルビーイングなこと”しか考えていないです(笑)。普段から「どうしたらもっと効率よくできるかな」っていうことをどのジャンルにおいても考えています。まずは時間かなあ。時間的にできないことをできないって認識することが大事だと思います。もともと僕は欲張りで時間があれば何かをしていたいという性格で、何でも知りたいし何でも吸収したい。それを最終的に俳優っていう職業に落とし込めたらなって思っています。でもそれには時間が限られるという壁がいつもあって――。それでも繰り返しやっていたら、それが当たり前になってスムーズになっていくのかなと思いきや、関われば関わるほど深いものを追求したくなるし、深いものを求められるようにもなって、効率がよくなることがあまりないなって(苦笑)。効率よくなるものもあるけど、だいたいが「もっと時間が欲しい」っていうことになるので、限られた24時間をどう楽しむか。ラクするんじゃなくて、どう楽しいものにするか考えている時間が充実しているしすごく楽しいのかな。 一番いい形だと思うのは、お仕事や作品が私生活にもなっていることかな。たとえば映画を観るにしても、それがプライベートでの楽しみでもあり作品の準備にもつながるとか。『王様のブランチ』に出ながら新しい音楽情報を得ると、スペースシャワーTVで司会をやっている音楽番組にも活かされるなと思ったり。番組ではインディーズの方やメジャーデビューしたばかりの若い方々が出演してくださるんですけど、来てくれた方の曲が『王様のブランチ』でランクインしてると「すごい! 嬉しい!」って思ったり。番組で出会った方と飲みに行くこともあるのでそのことを連絡したり。そういうことが循環していったら、ウェルビーイングなことになるんじゃないかなって思います。