新AKB48劇場ついにお披露目 柱や座席など「こんなに変わるの?」高橋みなみも衝撃
AKB48は8日、東京・秋葉原の新AKB劇場オープン初日を迎え、新公演「AKB48 18th『ここからだ』」を行った。 【写真】幻想的な新劇場 ステージ前の柱にメンバーが映し出される 老朽化などに伴うリニューアル工事が完了し、新劇場は19周年を迎えたこの日に幕が開けた。現地での「新AKB48劇場オープニングセレモニー」にゲストとして参加した元AKB48初代グループ総監督の高橋みなみ(33)は新劇場について「面影ゼロというか、こんなに変わるの?って。お金がかかっているなって、すごい感じました。細部まで全てが変わった。ここから始まるんだなという感じがしました」と驚きと期待を語った。 あらゆる面で改装された。新劇場のエントランスは一瞬にしてAKB48の世界観に没入できる高級感ある空間で「48」の文字がお出迎え。そのタイミングでAKB48を象徴するビジュアルを掲出するフォトスポットなども用意されている。 通路にはこれまで通りのメンバーの壁写真が並ぶ上に衣装などを展示するショーケースも備えられた。ロビーの柱にはAKB48劇場の象徴「柱」の周年を祝うテープが移植された。さらにロビーには幅6メートル・高さ2・25メートルの巨大モニターも新たに設置され、最新MVやメンバー紹介が流される。 旧劇場と同じく250人収容の劇場内はステージに幅14メートル、高さ2メートルのLEDパネルが取り付けられた。中央は開閉し、パネルからメンバーが登場することも。ステージ両端にはモニターを設置し、どこの席からでもパフォーマンスを楽しめる。また、建物の構造上、ステージを隠すことになっていた客席の太い2本の柱にはLEDパネルを装備させ、見切れる奥のステージを映し出す仕組みとなった。 座席の硬さも改善され、クッション性の高い素材に変わり、席自体の横幅、奥行きも広くなった。その上、メンバーから要望のあった楽屋の電源の数や鏡の数の問題も解決されたという。 この日は、度々延期されてきた秋元康総合プロデューサーによる約9年ぶりの書き下ろし新公演「ここからだ」でこけら落としされた。現総監督の倉野尾成美(24)は「新しいAKB48を見せていく。劇場を含め、公演を含め、『ここからだ』と思ってもらえるような仕掛けがたくさん入っている」と新たな“ホーム”から第二期黄金時代を目指す。