紀藤正樹弁護士、JAL禁酒令に「もはや校則 自ら節制できない機長や乗務員が増えた」
紀藤正樹弁護士は11日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本航空(JAL)が全パイロットと客室乗務員に滞在先での「禁酒」を指示した件で、私見を述べた。 「もはや校則と同じ。こうした規則が必要となるのも、自ら節制できない機長や乗務員が増えたということなんですかね」とあきれた様子だった。 日本航空によると、今年4月に米国のダラスにある滞在先のホテルで男性機長が深酔いした。羽田発ダラス行きに乗務して現地時間で22日の朝に到着すると、同日午後6時から飲食店や滞在したホテルのラウンジ、客室で同僚ら複数人数でワイン7本、330ミリリットルの缶ビール12~18本ほどを飲んだという。 23日の未明になってホテルから騒音を注意された機長が酒に酔ったまま廊下で大声を出すなどしたため、駆けつけた警察官に約2時間にわたって事情聴取され、口頭で注意された。このため、乗務予定だった24日午前にダラスを出発する羽田行きは欠航。乗客に振り替え便を手配していた。