クロップ氏がレッドブルのグローバルサッカー責任者に就任「これ以上の興奮はない」
オーストリアの大手飲料メーカーのレッドブルは9日、グローバルサッカー責任者としてユルゲン・クロップ氏(57)を招聘することを発表した。正式就任は2025年1月1日からとなる。 【写真】レッドブル「ユルゲン クロップが なかまに くわわった」 ドイツ出身のクロップ氏はマインツで監督キャリアを始め、ドルトムント時代にはMF香川真司(現C大阪)らとともにブンデスリーガ連覇などを経験した。2015年から率いたリバプールではMF南野拓実(現モナコ)やMF遠藤航を指導。2018-19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇、2019-20シーズンにプレミアリーグ優勝を果たすなど数々のタイトルをもたらし、昨季限りで退任した。 クロップ氏は同社を通じて「これ以上の興奮はない」と就任の喜びを語り、「私たちが持っている素晴らしいサッカーのタレントを育てたい」と意気込みを示している。 レッドブルはオーストリアのザルツブルク、ドイツのライプツィヒ、アメリカのレッドブル・ニューヨークなど数多くのスポーツチームを所有。先月にはNTT東日本から大宮アルディージャと大宮アルディージャVENTUSの運営会社の全株式を取得し、クラブ運営を引き継いだ。