【速報】数年に一度の大雨 埼玉県入間市が垂直避難など呼びかけ 東武越生線、落雷で上下19本運休、1600人に影響 圏央道冠水で一時通行止め
埼玉県入間市では24日午後1時ごろから激しい雨となった。午後3時半までの1時間で約100ミリの雨が降ったとみられ、気象庁は数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を警戒する「記録的短時間大雨情報」を入間市付近に発表した。 【映像】氾濫危険水位を超えた埼玉の河川のリアル映像
埼玉西部消防指令センターによると、入間消防署の累計雨量は77ミリ。入間市は垂直避難や自主避難を呼びかけ、午後5時半時点で被害状況について確認を進めている。危機管理課は「地域によって降り方にばらつきがあるが、100ミリを超えた地域もあるとみている」とした。 東武鉄道によると、東武越生線は落雷による信号トラブルの影響で、午後2時45分ごろから坂戸―越生間で運転を見合わせ。同5時44分に運転を再開した。同社によると上下線19本で運休。最大177分遅れ、約1600人に影響した。 東日本高速道路によると、圏央道の入間インターチェンジ(IC)―狭山日高IC間で冠水のため、午後3時半ごろから通行止めに。通行止めは同5時40分に解除された。 川越市では、安比奈親水公園で開催を予定していた「小江戸川越花火大会」が荒天のため中止となった。 東京電力パワーグリッドによると午後3時54分の段階で、県内で5390軒が停電。熊谷市2580軒、坂戸市1930軒、鶴ケ島市720軒などで停電が続いた。 =埼玉新聞WEB版=