「ひとりの舞台女優・丘みどりの誕生を見ていただけるように」 初舞台で初主演『おちか奮闘記』に意気込み
演歌歌手の丘みどり(40)が28日、東京都内で主演舞台「おちか奮闘記」(2025年1月2日~26日、東京・三越劇場)取材会に出席。共演の三田村邦彦(71)や河合雪之丞(53)も参加して意気込みや見どころをアピールした。 劇団新派などで上演した川口松太郎の名作「浪花女」が原作で、今回は丘の持ち歌など音楽も盛り込み”演歌ミュージカル”のような新しい舞台作品に生まれ変わる。 デビュー20周年の幕開けから初舞台で初主演という大役に挑む丘は「演歌歌手をしている中でいつか演技の仕事をしたいとずっと思っていたので、夢がかなったというのが一番大きな気持ち」と心境を吐露。「演歌歌手がお芝居をしているのではなくて、ひとりの舞台女優・丘みどりの誕生を見ていただけるように頑張って参ります」と意気込んだ。 丘とのデュエット曲「あなたと、君と」(21年)や主演映画「晴れの国」(24年)で丘と父娘役も演じている三田村は「ものすごく裏表のない方です。女優さんって意外と裏表のある…よくマネージャーを怒鳴ってる方とかいらっしゃいますけど、まったくない」と丘を絶賛。歌舞伎から新派へ舞台を移して活躍を続ける河合は「初めてご一緒させていただく方ばかり。新派の役者も大勢出演するので新派の底力を見せられればいいな」と話した。
中日スポーツ