被害住人「首絞められ死ぬかと」 相次ぐ強盗事件…年末の犯罪注意 家に書かれた“謎の記号”確認を
元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之氏 「実行犯が使い捨てになっちゃっているということが、報道を通じて周知されているし、なかなか(実行役らを)リクルートするのが難しいのではないか。(ただ)借金を返して新しい年を迎えたい、という時期にもなっているので、若い人が闇バイトと承知で応募しているのではないか」 強盗や窃盗などの犯罪に、特に注意が呼びかけられる年末年始。防犯対策が求められる中、SNS上で相次いでいるのが… Xより 「表札の右下に謎のマーキング」 「ガスメーターにマーキング」 “謎のマーキング”に関する投稿です。実はこれ、空き巣に入る際に犯人が事前に下見をしている可能性があるといいます。
実際、1年ほど前に“マーキング”されていたという人は… “マーキング”された人 「ふと表札を見てみたら、数字とアルファベットで『6M』と。調べてみたらおそらく“空き巣のマーキング”で(意味するものは)『6時ごろ外出』『男性』。実際自分が6時ごろに頻繁に外出していたので間違いないかなと。普段から鍵をかけずに家出てしまう人間だったので、危険だと思いました」 防犯に詳しい専門家は… 防犯アナリスト 桜井礼子氏 「どういう生活スタイルで、いつからいつが留守だという家の情報を、わかりやすく記号やシールで仲間に示している。表札、インターホン、玄関、ガスメーター、水道メーター、見えないところにどういったものが書かれているのか自分の家の周りをチェックする必要がある」 “マーキング”があった場合、写真に撮り、警察に相談することが大切だと指摘。
また、長期間、家をあけるときには… 防犯アナリスト 桜井礼子氏 「全部閉まっていると、留守なのねと感じる。通りから見える窓は、雨戸・シャッターは閉めない。通りから見えない死角部分に関しては、全部閉めて鍵もかけて。ガレージの真ん中に、自然な感じで自転車を置く。私たちは常に家にいますよという雰囲気を出すのが一番だと思う」 (「日テレNEWS24」12月24日午前1時放送)