被害住人「首絞められ死ぬかと」 相次ぐ強盗事件…年末の犯罪注意 家に書かれた“謎の記号”確認を
日テレNEWS NNN
千葉県内の民家で強盗致傷事件が2件相次ぎ、犯人と鉢合わせた住人が緊迫の一部始終を語りました。年末は強盗や窃盗などの犯罪に注意するよう呼びかけられていますが、自分の家に「謎の記号」が書かれていないか確認が必要です。 【画像で見る】「いきなり飛びかかられて…」在宅時の犯行に被害者は… ◇ 23日、取材に応じたのは、千葉県柏市で発生した強盗致傷事件の被害者です。 被害にあった住人 「2階に上がったら、知らないやつにばったり会って、飛びかかられて…」 事件があったのは、22日午前2時半ごろ。警察によると、1階にいた住人の男性が物音に気づき、2階に向かうと、階段の踊り場で男と鉢合わせになったといいます。すると…
被害にあった住人 「いきなり飛びかかられて殴られて首絞められて、死ぬかと思った」「(犯人は)馬乗り、こっちはあお向け。(体感で)20~30分くらい。とにかく時間が長く感じた」 その後、男性は隙を見て2階の窓から逃げ、通報したといいます。 ──(犯人は)何人いた? 被害にあった住人 「2人目もいたかな。(犯人は)『連絡されている』みたいなことを言っていた。ガラスを割られたら対策しようがない」
奪われた物はありませんでしたが、男らは現在も逃走中です。男性の首を絞めた男は身長160センチから165センチくらいの、がっちりした体形。上下黒色の服装に黒い覆面姿だったといいます。 近所の住民は… 近所の住民 「この辺でもそんなことが起こることがあるんだなと」 ──この辺は治安がいい? 近所の住民 「そうですね。やっぱり用心しないといけないなと」
警察によると、さらに、約3時間後にも60キロほど離れた旭市で強盗致傷事件が発生。こちらの現場も、窓ガラスを割って侵入されていました。 通報 「若い男が侵入してきて、夫が刺された」 住人男性(69)が物音に気づき、様子を見に行ったところ、室内を物色していた男に背中を刺されたということです。男は、現在も逃走中。身長180センチほどのがっちり体形・茶髪で、上下黒色の服装だといいます。 警察は、2つの事件の関連の有無を含め、闇バイトによる犯行の可能性も視野に調べています。 ◇ 今年8月以降、首都圏で相次いでいる「闇バイト」によるものとみられる強盗事件。今月に入ってからは発生していませんでしたが、元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏は…