部屋でアザラシと触れ合うことができる【写真提供：はこふぐ（@mmrr120910）さん】

　猛暑が続いた今夏ですが、子どもを連れて家族旅行に行った人も多いでしょう。ネット上では部屋からアザラシを見つめている子どもの姿が大きな話題になりました。いったいどんな場所なのでしょうか。投稿したはこふぐ（@mmrr120910）さんに詳しい話を聞きました。 【写真】「これずっと夜中も一緒？」「すごい楽しそう！」…アザラシコテージの実際の投稿 　◇　◇　◇

2000件の“いいね”が殺到

「3日目はこちらに泊まりました」 　8月17日、はこふぐさんがX（ツイッター）に投稿したのは1枚の写真です。 　目の前に見えるのは、水族館でおなじみのアザラシ。しかし、どこか変？　水槽を見つめている子どもはベッドに腰かけています。そう、ここは水族館ではなく、宿泊先の部屋です。投稿は約2000件の“いいね”とともに、「すごい楽しそう！」「ヒカキンが前泊まってたとこ？」「死ぬ前に行きたい場所」「これずっと夜中も一緒？　夜中こっち見てたらこわい」「気になって調べたらライオン部屋とかもあるんだね」など多くの声が寄せられました。 　訪れたのは、北海道のアニマルグランピング施設。体験型動物園も経営しており、アザラシのほか、部屋によっては、ライオン、ペンギン、ウミガメとエリアの一部や水槽を隣にして、一緒に過ごすことができます。 「アザラシ、ペンギン、ライオン、どれがいいか長女に聞いたところアザラシを選びました」とはこふぐさん。 　実際対面すると、子どもたちは大喜びです。「ガラス越しに子どもと手を合わせたりとても懐っこいアザラシ君でした。子どものアザラシだそうです」。アザラシコテージは部屋からエサやり体験ができる特典もあり、「エサはガラスに穴が空いておりトングであげるのですが、姉妹2人ともトングを取りあいながらあげておりましたw」と、競い合うほどだったそうです。 　動物園は日が落ちると閉まりますが、ここでは関係ありません。部屋の電気を消した後も、隣からアザラシの“息遣い”が聞こえてきます。 「夜もしばらく水音がしていましたが、夜中水槽をのぞいたら陸地で寝ておりかわいかったです」 　自宅で熱帯魚を飼っている人は多いかもしれませんが、間近でアザラシの生態を観察できるのは特別な体験ですね。 　フォロワーからは、「こうゆうの気になってるんですが、臭いの方はどうなんでしょうか？」との質問も。 　はこふぐさんは、「動物園臭と磯臭が結構あります　雨だったので湿気も……。コテージではなくグランピングエリアでしたら臭いはないかもしれません」と報告しました。 　普段なかなか行けない場所に家族で行けるのは夏休みならでは。みなさんはどんな思い出ができましたか？