那須川龍心が2連敗中の塚本望夢と対戦「呪ってでも勝ってやろうかなと思っている」【RISE】
RISEが4月12日、都内で「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のカード発表会見を開催した。 フライ級(-51.5kg)ではランキング1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)と同2位の塚本望夢(team Bonds)が対戦する。内容次第ではあるが、事実上、王者・数島大陸(及川道場)への挑戦権をかけた戦いとなる。 2人はこれが3度目の対戦。アマチュア時代の2020年12月の初対戦、昨年2月の「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝とともに塚本が判定勝ちを収め2連勝中。 塚本はタイで修行中とあって「那須川選手にはまた僕に負けてもらって、また一からやり直してもらったらいいかなと思う。地元・関西で負けるという、そんな恥ずかしいことはないのでしっかり覚悟を決めて臨む」などとビデオメッセージを寄せた。 那須川は「アマチュア時代も含めて3回目の対戦。本当に今回勝たないと。まあ次にやるとは言えないと思うので、今回は勝ちに対する執念というか、何が何でも勝つというか、呪ってでも勝ってやろうかなと思っている」と語る。 塚本については「良くも悪くもファイトスタイルは変わっていない。やりやすいかな、対策しやすいかなと思っている」と語る一方で「2回負けているので相性がいいとは言えないが、相性をどう覆すかも格闘技だと思う。正直、分が悪いとは思っているので、そこをどう対抗するかはチームを信頼してやっていく」とも。 最後は「ここを勝たないとタイトル戦にも挑めない。また一からやり直しになる。落とせないという執念と、やり返してやるぞという執念。ただでは返さない」と勝利に向けての並々ならぬ執念を見せた。