夫から結婚10周年記念で「エルメスのバーキン」をもらいました。夫婦間だし“現金”でもないので、税金は特に気にしなくても大丈夫ですよね?
「贈与税はバレない」と考えることはNG
夫婦間での贈与についても、基準を超えると贈与税の対象となり、確定申告により税金を支払う必要があります。しかし、中には「夫婦間だし、申告しなくても大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれません。 ただ、この考えは間違いです。税務署は個人のお金の動きを把握できる権限を有しています。そして、大金が不自然に動いて申告がなにもなければ、税務署から確認の連絡が来るかもしれません。贈与税の無申告を指摘された場合、延滞税や加算税といったペナルティが課せられてしまいます。 そもそも、「バレなければ良い」という考え自体間違いですので、支払うべき税金はしっかりと支払いましょう。
まとめ
夫婦間であっても、新品のバーキンをプレゼントされた場合には高確率で贈与税が発生します。贈与税には基礎控除もあるため、節税できる場合は節税も検討しつつ、払うべき贈与税はしっかりと申告しましょう。 出典 国税庁 No.4405 贈与税がかからない場合 国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部