中川大輔「黒歴史を乗り越えていくテーマに共感してもらえたら嬉しい」 『鴨川ホルモー、ワンスモア』キャスト陣が意気込みを語る
<岩崎う大(かもめんたる)> 僕は上級生の役で現役のホルモープレイヤーではないのですが、ホルモーの試合は本当に白熱していてハードなので、ここに入ることにならなくてよかったという気持ちでした。ただ最近の皆さんも見ていると、ちょっと僕もやりたかったなと思います。原作を読んだ時にも思ったのですが、読み始めた時は「なんだこれ」と思いながらも、最後離れる時にはすごく寂しくなる、そんな体験ができる作品だなと。観終わった後にはきっと皆さんもホルモーをやりたくなっていると思います。
<上田 誠(脚本・演出)> ニッポン放送さんとは原作のある作品を演劇にするという取組みをずっとやっておりまして、今回がその第4弾となります。万城目学先生の作品『鴨川ホルモー』と『ホルモー六景』は、一人称による「ホルモー」という謎の競技をめぐる青春小説なのですが、今回はそれを18人のキャストによる群像謎競技巨大コメディ=「巨(キョ)メディー」として舞台化しました。演劇界や俳優界のみならず各方面から集まった18人がホルモーの訓練を積みまして、オニ語を習得し、数多くの情緒と段取りを身に着けまして、今日この日を迎えることができました。強豪校と呼んで差し障りのない仕上がりになっていると思います。優勝を目指します!
【『鴨川ホルモー、ワンスモア』初日前会見及び公開通し稽古(ゲネプロ)概要】 <日程>2024年4月12日(金) <場所>サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F) <登壇者>中川大輔、八木莉可子、鳥越裕貴、清宮レイ(乃木坂46)、佐藤寛太 浦井のりひろ(男性ブランコ)、平井まさあき(男性ブランコ) 岩崎う大(かもめんたる)、槙尾ユウスケ(かもめんたる) 脚本・演出 上田 誠