阪神・金村投手コーチ 虎投“高速化”計画 足攻阻止へクイック強化「1・15~1・2秒が合格ライン」
虎投が相手の足攻を阻止する“高速化”へ動き出した。練習前のミーティングで阪神・金村投手コーチが、藤川監督の意向として投手全員に「クイック(投法)を頑張ろう。1・15~1・2秒が合格ライン」と伝達。さっそくブルペンでストップウオッチを持った同投手コーチが目を光らせる中、各投手が意識的にクイックに取り組んだ。 統一課題を課したのには理由がある。今季の許盗塁62度はリーグ3番目の多さで、一方の盗塁阻止17度は同ワースト。共同作業といえる捕手の盗塁阻止率・215も同ワースト2位。一般的に始動から捕手が捕球するまで1・2秒以内が理想とされ、まずは金村コーチが掲げた合格ラインを各自が目指すことになる。浜地は「1・15秒以内というのを意識して。自分を助けることになるんで今後もしっかりやっていく」と意気込んだ。