日本ではあり得ない… マドンナが「F**K! トランプ」と書かれたケーキを食べるパフォーマンスが話題
セレブや著名人が政治的な発言をするのが当たり前のアメリカ。この度のアメリカ大統領選挙でも、多くのスターたちがそれぞれの意見や支持する候補者を明示してきており、選挙結果を受けてさまざまなリアクションを見せている。 【画像を見る】なんでこんなことした? マドンナが投稿した“衝撃ワード”入りケーキ
ハリス支持を表明、トランプ当選を受けた心境を表現
歌手のマドンナは、カマラ・ハリスへの支持を表明してきた。11月1日のインスタグラムの投稿では、パリで過ごした写真を「パリはとっても楽しかった!」という言葉とともに紹介。しかし「離れるのはつらかったけど、カマラ・ハリスに投票するために帰らないと!」と、カマラ・ハリスの公式アカウントのメンションとともに投稿した。 だが、先日の大統領選挙の結果、当選して次期大統領の座につくことが決まったのは、カマラ・ハリスではなく、ドナルド・トランプとなった。 そんな結果を受けて、マドンナはインスタグラムのストーリーを投稿。真ん中には「F**K! トランプ(トランプ、くそくらえ!)」とデコレーションされたケーキを見せ、そのケーキを頬張る様子を紹介し、こんなメッセージも添えた。 「経済にいいという理由で、有罪判決を受けた重罪犯で、性暴力者であり、偏見の持ち主である人物が、この国を率いるためになぜ選ばれたのか、理解しようとしている」 政策も考え方もまるっきり異なるふたりの候補。カマラ・ハリス支持者たちの落胆は大きかったに違いない。
トランプ派もアンチトランプ派も反応か!?
そんなマドンナの投稿には、トランプ支持者もカマラ・ハリス支持者も、両方が集まってきているようだ。カマラ・ハリスへの支持を表明した際のマドンナの投稿には、「YES!」「ハリスに投票するという点で、私たちの共通点が増えた」と同意する意見が多数あるが、「ゴー! トランプ」のように、トランプ派もコメントを残している。特に選挙結果が出た後に投稿したとみられるものは、「トランプに決定!」のような内容だらけだ。 自分が支持していない候補の名前に「F**K」という言葉を添えて、そんなメッセージ入りのケーキを食べるというパフォーマンスをするなど、日本ではあり得ないだろう。そして、自分が支持する大統領候補を明言した著名人のSNSは、ユーザーが意見をぶつけ合う場のひとつになっているようだ。そんな現象がみられるのは、アメリカならではと言えるだろう。 ちなみに、マドンナと同じように、カマラ・ハリス落選の結果を受けて残念な心のうちを明かしているセレブには、アリアナ・グランデ、ビリー・アイリッシュなどがいる。今回の大統領選挙の結果は、そんなセレブたちの発言や、それに対する人々のコメントも含めて見てみると、さらに興味深いだろう。
文:佐藤まきこ