【琵琶湖】ロクマルバスが乱舞!プロガイド38名が奮闘!『B-King』
単なる「ハードルアー限定」ではなかったクオリファイステージ!
”ハードルアー限定”ルールで開催されたクオリファイステージには、38名の出演者がAグループとBグループに分かれて時間差でスタート。”ハードルアー限定”といっても、すべてのハードルアーが使用できるわけではない。シャッドやi字系などの、フィネスなハードルアーも使用が禁止されている。つまり、原則的に『小さなルアーは使わずに、ハードルアーを巻いて釣れ』ということなのだ。琵琶湖では比較的ソフトルアーを得意とするガイドが多いので、このルールの影響力は計り知れない。実際、クオリファイステージはこのルールによって出演者の明暗が分かれたといっていいだろう。
クオリファイステージの展開は?
思い思いのポイントまでボートを走らせハードルアーをキャストする出演者たち。クオリファイステージをクリアするには、それなりのビッグウエイトが必要なはずだ。だがハードルアーだけでビッグウエイトを叩き出すのは簡単ではない。それに、ファイナルステージまで上りつめたら、トータル4日間釣りをすることになる。つまり、自分の魚をクオリファイステージで釣り切ってしまうと、その後の釣果が落ちるという危険性まであるのだ。かといって、手加減して生き残れるようなメンバーでもない。多くの出演者がそんな複雑な想いを抱えていたに違いない。
12時を回ってから、大きく動いたクオリファイステージ!
天候は快晴。水温も上昇して、ほどよい風も吹いている。琵琶湖そのもののコンディションは決して悪くはなかった。しかし、午前中から調子よく釣れたのはほんの一握りの出演者のみ。多くの出演者が、バス自体をキャッチできないというシビアな状況になってしまったのだ。事態が風雲急を告げたのは12時を過ぎてからだった。今回キーとなったジャイアントベイト「クラッシュナイン」を使っていたアングラーたちが、続々とビッグバスをキャッチしたのだ!ビッグバスが乱舞する模様は、ぜひ「釣りビジョンVOD」で堪能していただきたい。果たして、セミファイナルへと駒を進めた出演者は、どんな顔ぶれだったのだろうか?
横沢鉄平:フリーライター。ライフワークはバスフィッシングだが、ワカサギから世界の怪魚まで、すべての釣りを愛する男。