青森でJERA、山形は丸紅 洋上風力の事業者決定 政府
経済産業省と国土交通省は24日、洋上風力発電事業者の第3弾公募で、青森県沖のプロジェクトは東京電力グループと中部電力が折半出資するJERA(東京)、山形県沖は大手商社の丸紅がそれぞれ中心となる企業連合を選定したと発表した。 発電規模は計100万キロワット超と原発1基分に相当し、ともに2030年の運転開始を目指す。 海域は青森県沖日本海(南側)と山形県遊佐町沖で、事業者には最長30年間の占有が許可される。青森の企業連合は東北電力などが参画し、エネルギー事業者で構成。山形は関西電力や東京ガスなどが加わった。計画の迅速さや電力の安定供給のほか、漁業との共生といった面が評価された。