清野菜名、初のゴールデン帯ドラマ主演! 『119エマージェンシーコール』1月スタート
■プロデュース:渡辺恒也(フジテレビドラマ・映画制作部) “119番通報を受ける指令管制員は、ひとつひとつの通報にどのように向き合っているんだろう?”とふと頭に浮かんだ問いが、このドラマを企画したきっかけでした。実際の消防局の方に取材をさせていただき、知れば知るほど奥の深い職業であり、さまざまな人間ドラマが日々繰り広げられている現場なのだと分かりました。 一言に119番通報と言っても、その内容は本当に千差万別で、実際に命の危険が迫っている壮絶な状況のものもあれば、なかには間違い電話やいたずら電話など、歓迎されない通報で時間を取られることも少なくはないそうです。どんな時でもすべての声に耳を傾け、要請者や要救助者の正確な居所を把握し一秒でも早くその場に救急車や消防車を向かわせるために、経験と知識を駆使して闘っている知られざるヒーローたちの姿を、このドラマを通して伝えることができたらうれしいです。 “119番の対応を終えたのちに、その現場に足を運ぶ指令管制員”という主人公・雪のキャラクターを考えたときに、その行動力や探求心の豊かさを、説得力を持って演じられる俳優として思い浮かんだのが、清野菜名さんでした。紺色にオレンジ色のラインが入った消防活動服に身を包んだ清野さんにお会いして、その直感は間違いなかったと確信しました。 清野さんは人見知りだそうなので、そこは少し雪とは違うようですが(笑)、自然と周りを巻き込んでしまうポジティブなエネルギーは清野さん本人のイメージと重なる部分もあるように感じています。清野さんに演じてもらう雪を中心に、司令課3係のチームがどんな風に出来上がっていくのか、これからの撮影がとても楽しみです。 取材を進める中でお聞きした“救助を必要とする市民が、一番初めに接する<声>が私たちです”という言葉がとても印象に残っています。“声”がつなぐものは命だけではなく、その通報に関わった人の生活や人生そのものではないでしょうか。 指令管制員と通報者それぞれの人間ドラマと、“救命の連鎖が始まる場所”の緊迫感をリアルに描く、新しいエンターテインメント作品を目指します。ぜひ、ご期待ください!