【DEEP JEWELS】『BreakngDown』出身の彩綺「関節極められる前にどっか粉砕して終わらせる」vs.寝技師・須田萌里「アゴを折られる前に極める」
2023年11月23日(木)に東京・ニューピアホールで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 43』の前日公開計量が22日、都内にて行われ、参加全選手が計量をパスした。 【写真】彩綺はハイレグビキニで笑顔の計量 ▼第9試合 DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R 須田萌里(SCORPION GYM)48.55kg 彩綺(フリー)48.7kg 19歳の須田は、柔術ベースのグラップラー。2022年3月に青野ひかるに腕十字で一本勝ち後、5月に大島沙緒里に一本負けも、にっせー、村上彩に勝利。11月に元DEEP JEWELSストロー級暫定王者の本野美樹に判定負けしたが、2023年3月にアトム級で桐生祐子に2R リアネイキドチョークで一本勝ち。 2023年5月に韓国の“リトルウルフ”パク・ジョンウンに1R TKO負けを喫したが、9月の前戦でケイト・ロータスに極め切れずも下からの仕掛けで判定勝ち。再起を飾っている。 10月8日の『第24回全日本ブラジリアン柔術選手権』では、女子アダルト紫帯ライトフェザー級(-53.50kg)に出場し、3試合連続一本勝ち(ボー&アロー、三角ロックからのアメリカーナ、腕十字)で優勝したばかり。 48.55kgでパスした須田は、9月の竹林愛留戦で相手のアゴを負傷させた彩綺に対し、「アゴを折られる前にしっかり一本取って勝ちたいと思います」と、サブミッションでの一本勝ちを宣言。 対するサウスポー構えの彩綺は、殺傷能力の高いストライカー。2022年11月の『BreakngDown』で北村彩綺のリングネームで土木ネキこと坂本瑠華に判定勝ち。タイ・プーケットで練習を重ね、2023年4月のMMAデビュー戦はケイト・ロータスの組みに判定負けも、9月の竹林愛留戦では、激しい打ち合いのなか、左ハイで先にダウンを奪うと、立つ竹林に左ストレートでダウンを追加するなど、竹林のアゴを負傷させてのドクターストップによるTKO勝ちで立ち技の強さを見せている。 この階級では稀有な打撃力を見せている彩綺は、柔術大会にも出場し、マスタージャパンにも出稽古。浜崎朱加、黒部三奈、藤野恵実、福田万智らを相手に組み技も強化し、腰の強さを見せている。 須田の一本勝ち予告に、彩綺は「今回、どっかの関節を狙ってくるんだよね?(笑)、関節極められる前にどっか粉砕して終わらせるんでお楽しみに」と、須田のサブミッションの前にKOするとした。 打撃vs.寝技のスペシャリスト対決の行方は?